直近で読んだおすすめ本を紹介。
1 原研哉『日本のデザイン』
日本のデザイン 美意識がつくる未来 (岩波新書) [ 原 研哉 ] 価格:1012円 |
第3章の「家」について書かれた箇所が非常に印象に残っている。
余白・余裕があるからこそ、感覚が研ぎ澄まされ、そこに置かれたものに意識が向く。
例えば、美術館はスペースにかなりの余白を設け、作品を展示している。そのきれいな余白(背景)があるおかげで、そこに展示された作品は引き立ち、見る人の感覚が惹き付けられる。
家の中も同様で、ものが少ないほど、1つの物事を味わう余裕が生まれてくる。
2 E.フロム『愛するということ』
価格:1430円 |
愛とはなにか?そんな問いに(哲学的に)答えてくれる。愛とは、突如として相手に恋愛感情を抱くとか、そうした性質のものでない。愛とは(努力して磨く)技術であり、その人の世界に対する態度である。具体例をあげるなら、自分を愛していない人が、他人を愛するということはあり得ない。自分を愛することができるから、他人も愛することができる。愛とはそういう性質のものだ。市場原理が貫徹する現代社会では、愛するという技術を身につけるのは容易ではない。
3 山本耀司『服を作る』
服を作る 増補新版 モードを超えて (単行本) [ 山本 耀司 ] 価格:1760円 |
ヨウジ・ヤマモトというブランドがあるほど、有名なファッションデザイナーだ。この本には著者の生き様が記されている。
中でも印象に残っているのは、
人をハッとさせるものを作るには、豊富なインプットが必要になる。
職場・学校と家とを往復するだけの人間には、人を驚かせるようなものを作ることはできない。
という箇所だ。
自分の世界を拡張するように、新しくて、様々な刺激に触れる(インプットが豊富)体験をし続けなければ、良質なアウトプットはできないという意味だと考えた。
家と職場とを往復するだけの、いわば決まりきった、想定内のことしか起こらないルーティーンを反復する毎日では、何も経験したことにはならない。
旅に出たり、本を読んだり、普段会わないような人と会ったりと、自分の見えている世界を広げる経験なしには、(年齢に関係なく)人間は大きく育たないのだと考えさせられる。
4 千田琢哉『超一流は、なぜ、デスクがきれいなのか?』
【中古】超一流は、なぜ、デスクがキレイなのか? / 千田琢哉 価格:139円 |
一流の人、三流の人というワードが本書の随所に登場する。露骨な本音までビビッドに書かれてる。それが魅力でもある。
本書はイケている人はどんな特徴があるのかが書かれている。特に仕事のやり方について書かれている。
すべて、素晴らしい内容だが、とりわけ印象に残っているのは、
1度だけがんばって、その後の仕事を前倒しするという話だ。
「明日やる仕事を今日やっている」というのが理想で、昨日の仕事を/今日の仕事を今日やっているという状態は危険。
試しにやってみるとウソのように忙しい状態が好転すると書いてあったが、
私が実際にやってみると、本当にウソのように余裕が生まれた。
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