読んでいた本から、偶然ネットで遭遇した記事から、重みのある一節に出会うことがある。それは自分がずっと探し求めていたものだったり、自分の生き方を省みる機会を作ってくれるものにもなる。
1 グラフィックデザイナー,原研哉
本業ではない活動の中にこそ、実は未来が眠っている。すぐには役立ちそうにはないけれども、なぜか身を投じてしまっている営みの中に、自分の活動の本質が潜んでいる。
原研哉『低空飛行ーこの国のかたちへ』岩波書店
2 俳優,織山尚大
発信するものがなくなると、自分は物質でしかないって思っちゃうんだよね。だから、アイデアが出るまでリハーサル室にこもることも多い。何かがひらめいた瞬間は、「これでライフが増えた!」ってホッとするんだ。
出所不明
3 ファッションデザイナー,山本耀司
作ったものには、その人のコンディションや生活、考えがすベて出てしまう。まじめな生活をしているだけではだめ。会社と家の往復だけをしているような人はインプットが足りないから、新しいものも出てきにくい。…まじめで善良なだけの人間には、人をドキッとさせるような服は作れないと思っています。
4 同上
ーデザイナーにとって最も重要な資質とは何でしょう。
まとめにまとめて絞っていうと、女性のデザイナーだったらどんな男性と付き合ってきたか。男ならどんな女性と付き合ってきたかに尽きるかもしれません。要するに、どう生きているかということです。作るものに生きざまが出ますから。これは何度も言いますが、作るものだけは、嘘がつけない。
山本耀司『服を作るーモードを超えて』中央公論新社
5 芸術家,岡本太郎
自信はない、でもやってみようと決意する。その一瞬一瞬に賭けて、ひたすらやってみる。それだけでいいんだ。また、それしかないんだ。意思を強くする方法なんてありはしない。そんな余計なことを考えるより、ほんとうに今やりたいことに、全身全霊をぶつけて集中することだ。
…あっちを見たりこっちを見たりして、まわりに気をつかいながら、カッコよくイージーに生きようとすると、人生を貫く芯がなくなる。そうじゃなく、これをやったら駄目になるんじゃないかということ、まったく自信がなくってもいい、なければなおのこと、死にもの狂いでとにかくぶつかっていけば、情熱や意志がわき起こってくる。
岡本太郎『自分の中に毒を持て』青春出版社
6 文筆家,千田琢哉
住む場所が、人を創る。
住む場所がカッコいい人は、やっぱりどこかカッコ良くなっていく。住む場所がダサい人は、やっぱりどこかダサくなっていく。
千田琢哉『まず「住むところ」を変えろ!』学研プラス
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